老後の不安を解消するために横山光昭さんの「実はそんなに怖くない! ラクラク年金生活入門」を読みました。今日は「老後が不安な人がまずやるべき6ステップ」のうち、ステップ4「老後生活の家計を予想してみよう」を確認してみます。
いよいよ老後生活の家計についての予想です。
ステップ4 老後生活の家計を予想してみる
今の家計状況の把握
老後の収入はとりあえず年金のみが頼りでしょうか。いくらくらいもらえるか想像もつきませんが、ステップ1 年金の受給見込額を知るをベースに想像してみます。
一旦もらえるかどうかわかりませんが、年金は夫婦二人で20万円もらえるとして試算してみました。
今の家計状況 | 家族の人数=2人 |
---|---|
ひと月あたりの収入 | 200,000円 |
ひと月あたりの支出 | 254,000円 |
食費 | 50,000円 |
水道光熱費 | 16,000円 |
通信費(スマホ料金など) | 10,000円 |
保険医療費 | 30,000円 |
住居費(家賃・住宅ローン) | 92,000円 |
教育費 | 0円 |
交通費 | 6,000円 |
交際費 | 10,000円 |
被服費 | 10,000円 |
雑貨費 | 10,000円 |
娯楽費 | 20,000円 |
貯金 | 0円 |
その他 | 0円 |
家計状況の内訳について
ひと月あたりの収入(手取り)
いったん夫婦二人の年金収入は20万円としてみました。
食費
子供二人が独立しているはずなので、半額の5万円にしています。
水道光熱費
電気、都市ガス、水道の費用です。こちらも子供二人が独立していることを見越して減らしています。
通信費(スマホ料金など)
格安SIMに変更していることを想定して、自宅の回線と合わせて10,000円に減らしました。
保険医療費
65歳時点で払い終わる保険が多いので保険のみで10,000円、医療費として20,000円としてみました。
家計の収支チェックをした感想
本当にざっくりと試算してみましたが、赤字になっています。収入はかなり目減りしますが、贅沢をしない生活を送っても20万円以上のお金がかかりそうです。
子供が独立すれば生活費は減りますが、繰上返済をしないと住宅ローンが残っています。住宅ローンとどう付き合うかが老後の収支に大きく影響しそうです。
本にもありますが、自分なりに予想することが大事だと思いました。現役時代の今から固定費を減らす努力をしてみるとか、どうやったら乗り切れるか考えるかことが重要だと認識しました。
それにしても年金を月20万円、65歳から支給されるかわからないのに赤字はへこみます・・・。