こんにちは、はせべいです。
住宅ローンの繰上返済資金を株主優待銘柄、高配当の日本株、米国株を中心に資産運用している40代のサラリーマンです。
2024年2月22日に日経平均株価は史上最高値をつけましたね。そして3月4日には遂に4万円台に乗せました。
私の保有銘柄は上がっている銘柄もあれば下がっている銘柄もありますが、日経平均上昇の恩恵は受けています。
2018年頃から株主優待銘柄中心の投資から高配当銘柄中心の投資にシフトしていましたが、2023年についに目標の一つであった税引後の受取配当金100万円を達成しました!
投資を始めたのが2005年なので、税引後の受取配当金100万円達成まで18年もかかりました。
この目標を達成するまでの道のりは、ライブドアショック、リーマンショック、東日本大震災、そしてコロナショックなどの暴落や、お金が非常にかかるライフイベントがあったりと決して簡単なものではありませんでした。
エクセルに記録が残っているので、私の下手くそな投資歴19年を振り返ってみます。
投資下手な私でも、たくさんの失敗を経て配当金100万円もらえるようになりました。
年間受取配当金の推移
エクセルの記録をもとに、年間受取配当金の推移をグラフ化してみました。
こうしてグラフを眺めていると、様々なショックとライフイベントを思い出してきますね。
自分の記憶を整理するために、振り返ってみます。
投資生活の振り返り
ライブドア、リーマンショックで投資から離れる(2006年~2008年)
投資を開始したばかりの時期は、資金が少なく低位株中心のキャピタルゲインをメインにしていて、配当金はおまけ程度で重視していませんでした。
2006年のライブドアショック、2008年のリーマンショックで投資意欲は大幅に低下し、損切りできずに長期塩漬けしていた暗黒期です。
当時のミニバンが新車で買えるくらいの含み損を抱えていましたが、現実を直視できず、証券口座に全くログインできない状態。
投資のセンスのなさを痛感し、この頃は個人向け国債の利率が1%超あったので、2008年から国債での運用をメインに個別株への追加投資は全くしていませんでした。
この頃、プライベートでは双子が産まれています。投資で大損していたので、妻と子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
株主優待投資で投資再開(2010年~2011年)
結果的にリーマンショックの傷が癒えるのに2年ほどかかりました。
自分はキャピタルゲインをガンガン稼げるような投資センスがないことを痛感し、その頃に株主優待投資と出会いました。
2006年に双子が産まれ、将来の教育資金を貯める必要があり、日々の生活を切り詰める必要があった為、投資で儲けることを考えず、生活費の節約のために株主優待投資にシフトして、2010年後半に再度投資の世界に足を踏み入れました。
そして、私が投資を再開した翌年の2011年に東日本大震災が発生します。
欲しい銘柄も軒並み下落していましたが、リーマンショックのトラウマがあり、まとめて買うことができず、恐る恐る株主優待株を買い始めました。
震災時には保有株も軒並み下がっていたので、全力で買い向かうことはできませんでした。
住宅購入に頭金1,000万円用意(2012年)
東日本大震災の翌年、妻の強い要望で家を建てることになってしまいました。
金額は、家の土地と建物込みで私の漠然とした予算から1,000万円以上オーバー。
この時の全財産が2,000万くらいでしたが、頭金を1,000万円用意しています。
頭金1,000万円を用意するために、含み損を抱えていた投資信託や個別株をいくつか売却しました。
ここで住宅ローン返済しながら株式投資を継続できるか悩みましたが、繰上返済資金を株主優待銘柄で運用していくことを決めました。
住宅ローン返済で苦しいので、外食費は株主優待銘柄で賄うことにしました。
高配当の日本株、米国株へシフト(2018年~2019年)
2013年以降も株主優待銘柄を中心に住宅ローン繰上返済資金を運用していましたが、家族が株主優待をあまり喜ばなくなり、2018年から新規購入分について高配当の日本株、米国株へシフトしています。
運用方針を変更したことで、年間受取配当金20万円台だったのが、倍の40万円台にアップしています。
受け取った配当金はすべて高配当金株は再投資していたので、徐々に配当金が増えていくことを実感していました。
米国株は年4回配当金があるので、徐々に増えていくことが実感しやすく、モチベーションになりました。
コロナショックで株主優待銘柄を売却(2020年)
2020年はコロナショックに見舞われました。
2020年1月から3月で、人生最大の株価下落を食らい毎日生きた心地がしませんでした。
この時、外食系の株主優待銘柄を中心に200万円分売却しています。
売却した株は幸い利益も出ていたのでよかったですが、この200万円をドル転して米国株をナンピンしました。
株主優待銘柄から高配当銘柄へシフトしている段階でしたので、結果的にはよかったのかもしれません。
受取配当金は銘柄の入れ替えが功を奏し、年間60万円台までアップしました。
私生活では、コロナ禍で単身赴任生活になり、最悪の一年でした。
受取配当金100万円達成!(2023年)
基本的に受取配当金は、全額ドル転して米国株を買っていました。
円安も150円前後まで進んでいましたので、結果的に円ベースの配当金が毎年増えていきました。
そして2023年に円安と増配の力を借りて、ついに受取配当金100万円を達成しました!
年間100万円の配当金は長年の目標でしたが、まさか自分が達成できるとは思ってもみませんでした。
次の目標は、受取配当金月10万円の税引後120万円です。
税引前だと150万円なので、結構ハードルが高いですね。一体いつになることやら。
累計受取配当金の推移
単年では受取配当金は100万円ですが、累計受取配当金は500万円を超えています。
住宅ローン返済と子どもの教育費に追われるサラリーマンの私でも、いろいろなショックに巻き込まれながら時間をかけ、ここまで育てることができました。
初年度2万円にも満たなかったので感慨深いです。
今後の投資方針
住宅ローンの繰上返済資金をメインとして運用し、今までは配当金は全額再投資に回していました。
ただ、子どもの教育費で想定外のことが発生し、大学入学前の高2から教育費の山場を迎えてしまっています。
大学資金を前倒しで使ってしまっているので、現金が足りない状況です。
そこで頼りになるのが、配当金です。
1年で100万円なるお金の木を育てると、当たり前の話ですが毎年100万円単位で累計受取配当金が増えていきます。
お金を変に色分けして用途を限定せず、双子の高3+大学4年間は配当金をうまく活用し、できれば奨学金を借りてもらわずにすむようにしていきたいです。
100万円お金のなる木を伐採しないように、何とかこの5年間を乗り切りたいです。