
こんにちは、はせべいです。
前回の10月度配当金&優待報告記事でも少し触れましたが、今月は長年保有していたアンドエスティHD(2685)を全株売却し、その資金を活用して高配当株4銘柄への買い替え(リバランス)を行いました。
我が家は現在、双子の子どもたちが同時に大学へ通う「教育費のピーク期」の真っただ中です。手元の現金(キャッシュ)に余裕がない時期だからこそ、しっかり利益確定して手元現金を防衛しつつも、毎月のインカムゲイン(配当金)は落としたくない——。
今回は、最高値とはいかないまでも利益が出ているタイミングで売却し、「手元現金の確保」と「NISAへの組み替えによる増配株シフト(配当金はトントン維持)」を同時に実現した売買戦略の全貌をご紹介します!
アンドエスティHD(2685)の売却実績と確定利益
まずは、今回売却したアンドエスティHDの取引結果からご紹介します。
8月末の権利(配当&2,500円分の優待券)をしっかり獲得したうえで、以下の条件で利益確定を行いました。
- 売却株数:100株
- 売却単価:3,136.5円
- 売却代金(税引前):313,650円
- 確定利益(税引前):+178,350円
- 売却にかかった税金(20.315%):36,231円
- 税引後受取額(手元回収額):277,419円
株価の最高値(てっぺん)で売却できたわけではありませんが、過去の買付単価に対してしっかりと含み益が出ているタイミングで、税引後でも約27.7万円の現金をきっちり回収することができました。
なぜ売却?長期優待の魅力と「増配期待」へのシフト(葛藤と本音)
アンドエスティHDは配当だけでなく株主優待券も非常に魅力的な銘柄です。
特に我が家では3年以上継続保有していたため、長期保有特典として優待券が1,000円増額(年間合計で+2,000円分アップ)される状態になっていました。せっかく時間をかけて育てたこの「長期特典」をリセットしてしまうこと、そして日本株では非常に貴重な「5月・10月に配当金が入金される権利」を手放すことは、最後まで本当に頭を悩ませたポイントです。
今回の全売却によって長期優待枠(年間+2,000円分)が消滅するため、総合的なインカムゲイン(配当+優待)という面では実質的に低下することになります。
それでも最終的に売却へ踏み切った理由は、自身の心境の変化にあります。
年々加齢のせいか(笑)、「株主優待券の有効期限を気にしたり、使い道を考えて管理したりするのが少し面倒になってきた」というのが正直な本音です。
そのため、3年以上かけて育てた長期特典や貴重な配当月を手放す寂しさはありつつも、株主優待の管理に気を配るより、将来的な「企業の増配」による現金配当の成長に期待するスタイルへシフトしようと決断しました。
売却資金で買い替えた高配当4銘柄の内訳と獲得配当金
アンドエスティHDの売却で回収した手元資金(税引後277,419円)を活用し、以下の高配当4銘柄をすべてNISA枠で買い増し・再投資しました。
それぞれの株価(買付単価)、購入株数、投資金額、および期待できる年間配当金(非課税)の具体的な内訳は以下の通りです。
【買い替え4銘柄の具体的な買付実績】
- アサヒグループホールディングス(2502)
1,665円 × 20株 = 投資額 33,300円
(予想配当:1株57円 × 20株 = 年間 1,140円) - 野村不動産ホールディングス(3231)
865円 × 50株 = 投資額 43,250円
(予想配当:1株44円 × 50株 = 年間 2,200円) - 大和ハウス工業(1925)
2,252.5円 × 32株 = 投資額 72,080円
(予想配当:1株89円 × 32株 = 年間 2,848円) - 積水ハウス(1928)
3,427円 × 7株 = 投資額 23,989円
(予想配当:1株145円 × 7株 = 年間 1,015円)
■ 4銘柄の合計実績まとめ
- 総再投資額:172,619円(すべてNISA枠で買い付け)
- 獲得できる年間配当金(手取り):合計 7,203円(非課税)
【リスクと本音】不動産・住宅セクターへの偏りと株価下落への警戒感
今回の買い替えで1つ気になる点を挙げるとすれば、再投資した4銘柄のうち3銘柄(野村不動産HD、大和ハウス工業、積水ハウス)が不動産・住宅関連セクターに偏っているという点です。
今後の国内金利の動向や景気循環によっては、不動産株全体に売り圧力がかかり、「株価が大きく下落してしまうのではないか…」という怖さ・不安も正直なところあります。
ただ、今回選んだ銘柄はいずれも強固な事業基盤を持ち、長年にわたって増配や株主還元を重視してきた優良企業ばかりです。
また、我が家は短期的な値上がり益(キャピタルゲイン)を狙うのではなく、あくまで「NISA枠を活用した長期的なインカムゲイン(配当)と増配の獲得」を目的としています。
株価の短期的なブレに一喜一憂しすぎず、ポートフォリオ全体のセクターバランスには引き続き配慮しながら、これらの増配期待株の成長をじっくり見守っていきたいと思います。
今回のリバランスで達成できた「2つの成果」
長期優待の増額分や5月・10月の入金枠を手放したものの、今回のリバランスによって以下の2つの大きなメリットを得ることができました。
① NISA組み替えで、手取り配当金は「7,172円 ➔ 7,203円」と見事にトントン!
売却したアンドエスティHDは特定口座(課税)だったため、年間配当金9,000円から約20%の税金が引かれ、実際の手取り配当金は「7,172円」でした。
一方、今回買い替えた4銘柄はNISA枠(非課税)を活用したため、手取り配当金は「7,203円」となります。
特定口座からNISA枠へ組み替えたおかげで、手元現金をしっかり残したにもかかわらず、年間の手取り配当金を減らさずに見事イーブン(むしろ+31円の微増!)を維持することができました。今後はこの4銘柄の「増配」によって、配当金が勝手に育っていくことを期待しています。
② 手元現金(キャッシュ)を「104,800円」きっちり確保できた!
税金を引かれた後のアンドエスティHD売却代金(277,419円)から、4銘柄の再投資額(172,619円)を差し引いた結果、手元に104,800円の現金を残すことができました。
手元現金が少なく教育費の支払いが続く現在のフェーズでは、無理に全額を再投資するよりも、利益が出ているタイミングでしっかり確定して「キャッシュの厚み」を作っておくことが大きな安心感に直結します。
「手取り配当金を維持(トントン)したまま、10万円以上の現金を回収し、増配株へシフトできた」という点で、学費ピーク期にぴったりの非常に効率の良いリバランスとなりました。
まとめ:ライフステージと自身の価値観に合わせた運用を
投資を長く続けていると、ライフステージの変化だけでなく「自分自身の価値観や管理のしやすさ」も少しずつ変わってきます。
3年以上の継続保有で得ていた優待増額や5月・10月配当の手放しには葛藤もありましたが、利益が出ているタイミングで潔く確定させ、「優待管理の手間を減らして増配期待株へシフトする」という選択は、今の私にとって非常にすっきりする決断でした。
おかげさまで手取り年間配当100万円の大台はすでに達成できているものの、我が家の最終目標は「退職時点で年間240万円(月手取り20万円)」の配当収入を確保することです。
今回手元に残った約10.5万円の現金は学費・生活費のクッションとしてしっかり防衛しつつ、新しく買い増しした4銘柄の今後の「増配」による成長を楽しみに、これからも退職時の目標達成に向けてコツコツと歩みを進めていきます!
※前回の10月度配当金・優待実績報告(通算871万円突破)の記事をまだご覧になっていない方は、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。


