2025年4月15日、我が家の双子にとって最後の児童手当の支給日を迎えました。
今回は2月・3月分の2カ月分、そして2人分の支給で合計4万円。この時期に入ってくる臨時収入は、本当にありがたく感じます。
🎓 大学入学直後の出費ラッシュ
今年の春から、我が家の双子はそれぞれ大学生になりました。
娘は私立文系、息子は私立理系。どちらも自宅通学ですが、それでも入学金や授業料、パソコン、通学定期代など、想像以上に費用がかさみました。
そんな中、4月のタイミングで児童手当が振り込まれるというのは、まさに神タイミング。支給額の4万円も、そのまま大学の教科書代として消えていきました。
📚 大学の教科書って、意外と高い
大学に入ると教科書がとにかく高い! 1冊3,000〜5,000円するものも珍しくなく、しかも複数冊を購入する必要があります。
教科書代だけで1人2〜3万円は軽くかかるため、児童手当の支給は本当に助かりました。
🔁 児童手当制度の改正と、わが家の状況
児童手当といえば、これまでは中学3年生の3月までの支給でしたが、最近の制度改正により、高校3年生の3月まで支給が延長されました。
うちの双子の場合は、ちょうど制度が改正された直後の世代で、高校3年生の10月分から支給が復活。結果として、半年間(10月〜翌年3月)のみ恩恵を受けることができました。
たった半年だけでもありがたい話ではありますが、それでも心のどこかで「もう少し早く改正されていたら…」という思いも拭えません。
💭 高1から支給されていたら…
もし児童手当が高校1年生から再支給されていたとしたら…。
3年間で計2.5年分(15カ月)×2人分=約60万円の支給となっていたはず。
実際には半年だけの支給だったため、その差額を考えると、正直悔しい気持ちもあります。
私はいわゆる就職氷河期世代で、これまでも制度の「谷間」に当たることが多く、「いつもあと一歩のところで対象外」という経験を何度もしてきました。
今回も「うちの子から制度対象になった」と思えばラッキーなのかもしれませんが、人生を通しての「タイミング格差」にモヤっとするのは正直な気持ちです。
💰 それでも児童手当は大きな力になった
そんな思いはありつつも、我が家では児童手当を子どもが生まれてから全額貯めていたおかげで、大学入学時には一人210万円ほどの準備資金になっていました。
子どもが1人でも大変な教育費。うちは双子なので、2人分同時に準備する必要があり、毎月しっかり貯めておいて本当に良かったと思っています。
🏦 児童手当は「教育費の種銭」になる
使わずに貯めるのは難しい選択かもしれませんが、児童手当を目的別積立として運用していたことで、結果としてかなり大きな安心材料になりました。
これから進学を控えるご家庭には、「児童手当はなるべく手を付けず、教育資金として確保しておく」ことを心からおすすめしたいです。
📝 まとめ|最後の児童手当で思うこと
- ✅ 最後の児童手当(2人分・2カ月分)は大学の教科書代に
- ✅ 制度改正で半年間だけ恩恵を受けられた
- ✅ もし高1から支給されていれば、60万円の差に
- ✅ それでも全額貯めていたことで、大学資金に大きな役割を果たした
- ✅ 就職氷河期世代として、制度の「谷間感」にモヤる気持ちも
13年近くにわたって支給されてきた児童手当。最後の振り込み通知を見て、少ししんみりしつつも、「よくここまで来たな」と自分をねぎらいたい気持ちになりました。
そしてこの先、子どもたちが自立していく中で、親としても大学卒業までもうひと踏ん張りと感じています。
児童手当、長い間本当にありがとうございました。