息子の大学受験にかかった費用総まとめ|双子家庭のリアルな出費と受験スケジュール
2025年春、我が家の双子の子どもたちが大学受験を迎えました。
娘は総合型選抜(旧AO入試)で年内に進路が決定。一方、息子は一般入試一本勝負で、1月から本格的な受験シーズンに突入しました。
親として、子どもの大学受験を経験するのはこれが最初で最後。
受験費用って実際どれくらいかかるの?という疑問を持つご家庭も多いと思います。
そこで今回は、一般入試で大学受験をした息子の受験費用の全記録を、リアルな数字付きで公開します。
一般入試はお金がかかる?親世代とのギャップに驚く
昔と比べて、今の大学受験は制度や出願方法が大きく変わっています。
娘のように年内に受験が完了する「総合型選抜」や「指定校推薦」が増える中、息子は「一般入試」一本。
正直、親の私が一番混乱していました。
「共通テストが終わったあとに私立の出願かな?」と思っていたら、1月初旬には出願が始まっており、慌てて手続きをすることに。
出願校の決定は塾のチューターさんと息子が相談して進め、親はスケジュール管理と出願手続きを担当。責任重大です。
息子の大学受験方針とこだわり
- 第一志望は国立大学(東京・神奈川エリア)
- 私立ならMARCHレベル以上を希望
- 自宅から通える範囲内の大学
- 浪人はしたくない
- 地方国立は選択肢から外す
最終的な進路に加え、「受けたけど進学しなかった大学」の入学金や授業料の支払いが重なると大きな出費になるため、入学金の支払いタイミングを考慮したスケジュールを塾と一緒に組んでいました。
一般入試にかかった費用明細(実額)
内容 | 金額(円) | 備考 |
---|---|---|
共通テスト | 18,800 | 全国一律 |
国立大学A(前期) | 18,010 | 不合格 |
国立大学B(後期) | 18,010 | 出願のみ(未受験) |
私立大学C | 36,100 | 一般・合格 |
私立大学D(成成明学) | 16,250 | 共通テスト利用・合格 |
私立大学E(MARCH) | 53,990 | 共通テスト+一般・不合格2 |
私立大学F(四工大) | 36,100 | 一般・合格 |
私立大学G(MARCH) | 106,200 | 一般3回・合格2、不合格1 |
私立大学H(MARCH) | 36,350 | 出願のみ・未受験 |
書類郵送費(速達書留8通) | 6,515 | すべて親が手配 |
交通費(受験会場まで) | 10,498 | 電車・バスなど |
総計 | 356,823 |
進学先はMARCH!第一志望に届かず
第一志望の国立前期には届かず、最終的には私立大学G(MARCH)に進学を決めました。
国立後期はA判定が出ていたものの、「興味のない学部だから絶対行きたくない」と本人が拒否して受験せず。
私立大学Hも、先に私立大学Gの合格が出ていたため未受験となりました。
出願は親の仕事?意外と大変な手続き
出願は基本的に親の担当で、スケジュール管理が非常に大変でした。
大学によって「当日消印有効」か「必着」かが異なり、1日でもずれると出願が無効になる可能性も。
オンライン出願が主流とはいえ、紙の書類を印刷して書留速達で送る必要がある大学も多数。
郵便局通いと締切チェックに追われる日々でした。
大学受験費用は「受ける回数×受け方」で大きく変わる
大学受験の費用は、「何校受けるか」「どんな形式で受けるか」によって大きく変わります。
特に私立大学の場合、入学金の納付期限が早いため、複数校合格すると一時的に数十万円単位の出費が発生することも。
今回、息子の一般入試にかかった費用は356,823円。
この中には塾代や参考書代は含んでおらず、出願と受験に必要な最低限の金額だけでこの金額でした。
今後、大学受験を控えているご家庭にとって、この情報が少しでも参考になれば幸いです。