双子の大学受験を迎えた際、心から「入っておいてよかった」と実感したのが、学資保険でした。
📚 学資保険は情弱?そんなことはなかった
ネットでは「学資保険は情弱向け」などと否定的な意見もよく目にします。
しかし、大事な子どもの教育資金を、元本保証+そこそこの金利で安全に貯められる商品は、当時の我が家にとって本当にありがたい存在でした。
株や投資信託で運用する自信もなかった頃、確実に教育資金を積み立てる手段として、学資保険はベストな選択だったと思っています。
🔄 大手生命保険の失敗と、ソニー生命への乗り換え
最初に加入したのは、某大手生命保険会社の学資保険。
ところが、これはなんと満期時に元本割れするタイプの商品でした。
保険に詳しくなかった私は、親戚のおばさんの勧めで素直に加入。しかし、リーマンショックを経て、家計を見直す中で冷静に見直すことに。
結果、某大手の学資保険を解約し、ソニー生命の学資保険に入り直しました。
✅ ソニー生命の学資保険に切り替えた理由
- 満期返戻率が約109%と高め
- 元本保証があり、教育資金の安全確保ができる
- 解約による多少の損失を差し引いても、トータルでプラスに
当時はリーマンショック直後で、自分自身も投資に失敗して落ち込んでいました。
リスクを取る勇気がなかったからこそ、学資保険で確実に積み立てられたのは大きな安心材料でした。
💰 満期で受け取った200万円、その使い道
そして迎えた満期。
学資保険から200万円が振り込まれました。
娘が高2から通信制高校(+サポート校:トライ式高等学院)へ転入。
貯めていた大学資金もサポート校の費用などに使っており、この200万円が本当に助けになりました。
結果として、この200万円も、
- 娘の大学入学金+前期授業料
- 息子の受験費用
などで、あっという間に消えてしまいましたが、「確実に積み立ててきた」という安心感が大きな支えでした。
🏠 家計全体でバランスを取る考え方
私は教育費は学資保険で、住宅ローン繰上返済資金は投資で、というように、家計全体のポートフォリオを分散して考えるスタイルを取っています。
金融資産の全てをリスク資産で運用するわけにはいきません。
リスクを取りつつも、守るお金は守る。このバランスがとても大事だと実感しています。
📉 トランプ関税ショックと我が家の資産状況
今回のトランプ関税ショックで、我が家の投資資産は1.5年前くらいまで目減りしました。
子どもたちが大学に進学し、人生で最もお金がかかる時期に資産が減るのは本当につらいです。
それでも、長期的に見れば資産は増えており、「投資を続けてきてよかった」と感じています。

📝 まとめ|リスク許容度に合わせた運用を
- ✅ 学資保険で安全に教育資金を確保できた
- ✅ 途中の家計見直し・乗り換えも重要だった
- ✅ 家計全体で「守るお金」と「攻めるお金」を分散
- ✅ 暴落が来ても焦らず、長期目線でコツコツ続ける
リスク許容度は人それぞれ。
誰かにとっての正解が、自分にとっての正解とは限りません。
今思えば、もし学資保険に入っていなかったら、子どもたちの進学にかかるまとまった資金を用意するのはもっと大変だったと思います。
学資保険で守るべきお金を堅実に確保し、投資で増やすチャレンジもする。
これからも、自分と家族に合ったリスクコントロールを意識して資産形成を続けていきたいです。

学資保険も、投資も、自分に合った方法で!